Category: UIST89
Commentary1: 筆者は1989年のSIGCHI BulletinにUIMSのサーベイを書いていた人である。
        通常のアプリケーションではダイアログをインタフェース側が
        指定するということで問題がおこらないが、エキスパートシステム
        のようなものではアプリケーション側の方からもダイアログを
        指示するため、普通のUIMSの手法が使えない。
        この問題を解決するため、
        インタラクションだけを受け持つ部分(surface dialog manager)と
        ダイアログを管理する部分(session discourse manager)にUIMS部分を
        分割し、ドメイン知識とプランとを考えあわせて次の動作を
        決めるというようにしている。
        知識とかプランとかいうことが問題になるため、AI的手法を用いている。
        Plan = prerequisites (プランを適用する条件)
        + effects (何がおこるか)
        + decomposition (別のプランへの変換)
        + constraints (制約)
        としているのだそうである。
Commentary2: アプリケーションの意向とUIMSの意向の調停が必要である
        ということは大事なように思われる。筆者のいうように、表面的な
        ものを扱うUIMSと深い中身を扱う部分は分けた方が良いと思う。
        筆者のsurfice UIMSに関する論文は出ていないようである。
        筆者の大学のTechnical Reportは有ったがスウェーデン語で
        書いてあった。
Bibtype: InProceedings
Keywords: Dimes UIMS, expert system
Booktitle: Proceedings of the ACM SIGGRAPH Symposium on
        User Interface Software and Technology
        (UIST'89)
Month: nov
Author: Jonas L\"{o}wgren
Pages: 43-52
CategoryType: UIST'89発表論文
Title: An Architecture for Expert Systems User Interface
        Design and Management
Year: 1989
CategoryYomi: ういすと89
Super: UIST89
Publisher: ACM Press