大富豪家2.0の日記全体に公開

2006年03月28日
10:10
 リアル本棚.org
http://blog.livedoor.jp/taihei_org/archives/50380596.html

何が面白いのかわからない...
 

コメント    

2006年03月28日
10:21
春夫
それ以前になんかもったいないんですが・・・
どうも私は芸術を解する感性を持ち合わせないらしい
2006年03月28日
10:32
i16(愛一郎)@一陽來復
あー。おもしろいっちゃおもしろいですが賞をやるようなものかなー。しかも安藤忠雄は賞をやるだけじゃなくてこれを買ったのか!!(^^;;
文庫本タイトルを選んだとも思われないですしねー。
本は紙のオブジェではなくて文字というものが書いてあって情報が載ってるのだということを理解しないかたがたも多いんですよねーー。
2006年03月28日
10:33
大富豪家2.0
全部ブックオフでも2000冊だと20万円?
2006年03月28日
10:43
おごちゃん
「そのまま立てときゃいーじゃん。後で売れるし」と思っちゃダメなんでしょうか?
2006年03月28日
12:40
ごま
同感です。何が良いのか分かりません。
大富豪家さんの日記より先に見たんですが、コレを見たときに 本棚.org の方が良いじゃん!と思ってしまいました。
切られた本がかわいそうです(;_;)
2006年03月28日
12:54
yuco
http://www.jibashin.or.jp/news/news200201/shiba.png
これは安藤忠雄の設計した司馬遼太郎記念館ですが、
本が絶対手に取れない位置まで並んでいますね。
安藤忠雄も本をオブジェとして扱う人なのかも。
2006年03月28日
13:10
おごちゃん
まぁ応接用の背表紙だけの百科事典なんてのがあったりするわけですからね > オブジェ
2006年03月28日
18:52
まみ@やじるし屋
なんとなくとても大きな違和感を感じました。
よめない本、のようなもの、なんて、本じゃないです。
2006年03月28日
21:04
rockhopper
もったいない……と思いましたが、みなさん同じように感じられているようですね。
折角なら、完成品と同じようにぴっちりとそのまま入るような本箱に入れれば良いのに、と思ってしまいます。

本への思い入れって、ない人にはホントにないんだなー。
2006年03月28日
22:13
i16(愛一郎)@一陽來復
材料が本だけでもブックオフでも20万円で、その上に2000冊の本を丁寧に裁断する費用その他の工賃があって、その合計が製作の原価で、そこへアートとしてのデザインの付加価値が乗るわけで安藤忠雄はこれをいくらで買ったんだろう。。。。。。。。

とりあえず本代より高くないと職業的に作る意味はないんで本代より高い価値のものが出来たとして、その付加価値込みで買った作品をばらして売ってしまうと工賃分とデザイン代分が損害になってしまう。。。。。。
2006年03月28日
22:15
i16(愛一郎)@一陽來復
出版社で不良在庫になって裁断になった奴のリサイクルとかならまあ省資源ですけど。これの場合はそうは見えないけど。そもそも本を加工する工賃が1冊百円じゃちょっと無理かなあ。
2006年03月29日
06:00
Mike
住宅展示場には、紙でできたフェイクの本棚があるじゃないですか。それをリアルにした点が面白いと思います。
 本棚をシンボル化しオブジェとしたところがポイントで、もちろん、本本来のコンテンツ性を捨象してしまっているわけです。
2006年03月29日
08:54
suchi
「IT」というタイトルがなにかを象徴しているのでしょうか。
あと、本棚としてちょっと偽物っぽいのは、おそらく故意に背表紙の色をランダムにしようと配置しているからではないかと思います。一番上の写真の購入直後の配列の方が本棚っぽい。

2006年03月29日
09:00
i16(愛一郎)@一陽來復
まあ世間一般のITに対するイメージはこんなものでしかない。とかで。
2006年03月29日
12:57
i16(愛一郎)@一陽來復
「芸術がわからない蛮族」とか言い返されちゃったらどうするんでしょう(^^;;
僕も本を破ったりちぎったりには抵抗強いほうですが。そもそも捨てたり売ったりもなかなか出来なくて家じゅう本だらけで自分の居る場所がない。。。。。
2007年01月27日
23:43
ピスタ千代
livedoorプロのアクセス解析をたどって来てしまいました。キモイですね。すみません。

せっかくだから少しコメント残して行きます。

ブログには書きましたが、作品は本棚と絵画を組み合わせたものです。
兼ねてから、本棚の、個々の本が主張する色彩性と、タイトルからその中身を想像させる喚起力に興味があり、いつかそんな絵画が描きたいと思っていたのですが、今回はそのコンセプトを少しポップに、また、現代美術的に表現してみました。

結果、普通に絵を描いていたのでは得られなような反応をいただきよろこんでおります。

この作品の素材となっているのは文庫本のカバーです。この作品を作ろうと思い、友人知人に文庫本の「カバーだけ」を売ってもらおうとしたけどほとんどの人が売ってくれませんでした。また、結局無理矢理買い集めた2000冊の本の、カバーを外した後に残りの中身部分を売ろうとしたけど「カバーのない本」は売り物になりませんでした。

本来、本の価値は、その書かれた内容(コンテンツ)にあります。なのでコンピューターやインターネットの時代になると、本が本の体裁をとる必要がなくなる、はずです。しかし、本当にそうなのでしょうか。

アートにおいても同じ矛盾があります。特に僕のやっているような概念芸術と呼ばれる分野においては、作品の物質的な価値よりも精神的な価値(コンセプト)が重用視されています。だからインターネットにおけるプロジェクトに乗り出したこともありました。しかし現実世界では多くの人が物質的な作品しかアートとして受け入れませんでした。

僕は概念芸術家として、このような状況を複雑に思いました。インターネットの時代が進むと、僕が感じるこの矛盾はより大きくなり、いずれは現実世界のアートのあり方が変わって行くだろうという考えを持ちました。変わるとしたら概念部分が軽視されるようになるだろう。そうなる前に、どうにか「インターネットの時代のアート」のあり方を考えさせる作品を現実世界で作ってみたかった。

その時、思い出したのが大学時代に描いていた「本棚」の絵だったのです。「兼ねてから、本棚の、個々の本が主張する色彩性と、タイトルからその中身を想像させる喚起力に興味が」あったと言いましたが、僕が本棚に興味があったのは「本棚」の表層部分が「美術」と似通っていたからなのかもしれません。

以上のような趣旨でこの作品を作りました。
しかし、アートというものはいろんな人の想像を促す触媒であって欲しいため、説明的な文章はどこにも掲載していません。このようにここに書くのは、僕が本を軽視していたり、すごく軽薄な姿勢で作品を作っていると思われたくないというのは勿論ですが笑、アートというもの自体がつまらないものだと思われたくないからです。このような説明で少しでも興味を持っていただいて、他の作品を見たり考えたりするきっかけになれば嬉しいからです。

ところで、文庫本になぜカバーがついているかというと、
実は文庫本はほとんどの場合が委託販売のため、立ち読み等で汚れた本を出版社が引き取って、再度販売するためなのだそうです。カバーを新しいものに変えるだけで新品になるなんておもしろいですね。

僕の作品を通じて、本というものの存在について、アートについて再考していただければとても嬉しいです。乱文にて失礼します。

そうそう、カバーをとった後の文庫本達は定期的に無料でお配りしています。興味がある方は是非参加下さいな。

皮無し文庫本里親募集コミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=789462