大富豪家2.0の日記全体に公開

2006年01月15日
23:44
 国家の品格
論理が破綻した「つれづれ愛国日記」なのだが売れてるのかな?
http://www.hondana.org/C1FDB0E6/4106101416.html
外国体験話とか読んでいると非常にナイーブな人のようである。
 

コメント    

2006年01月16日
00:03
h12o
蛇足気味のコメントになります。

> ちなみに新渡戸は後年「武士道」を完全否定していたらしいが...

…というのはあまり知られてないんじゃないかと思いますが、というが私は知りませんでしたが、何か資料はあるのでしょうか? キリスト教徒の新渡戸が武士道を論じることには個人的に違和感があったので、納得できない話ではないのですよね。
2006年01月16日
01:22
大富豪家2.0
妙に流行ってしまったために後日困ったといった話をどこかで読んだのですがソースがみつかりません。完全否定は言いすぎかもしれません。新渡戸武士道に対する疑問についてはWebでいろんな情報がみつかるようですが、藤原氏の主張のケッタイさとは別の話ですね。
2006年01月16日
05:01
Mike
大富豪家さんの書評に激しく賛同。
論理の重要さを知っているはずの大数学者が晩年になると、脱論理というか感覚的なものに走るのは、他にも例がありましたね。
2006年01月16日
05:27
i16(愛一郎)@一陽來復
いや、だから、例の理論によると、もともと論理が苦手だから論理を強く意識するようになって数学者になったので、論理が苦手なあまり数学者にまでなってしまったぐらいの人がそういう意識を離れて四方山話を書いたら自然とそうなるかも(^^)/

美とか宗教が数学や物理と関係があるというのは、いろいろ気になったり何か作ってみたりする割と何でもやる人と、愚鈍で何も感じないし何もやらない人が居て、人の活動性が全て同じで方向だけが違うという立場でなくて、活発な人と不活発な人が居るという方向の感想を述べてるような気がします。
どっちのように感じるというのはどう感じるかだから、鬱で神経の伝達がだめだめであんまり何も感じないしなにも作らないでただ寝てる状態というのと普通にあるいは活発に感じたり働いたりしてる状態の方向に感受性が強くてそれぞれがどっち方面に活躍してるかに関しては意に介さないような感じ方の人が評価したらそうなっちゃうかしんない。

評価軸もないしその評価軸についてのデータとかもないとなると何とでも書いて本にして、アマゾンのランキングという評価軸で評価したら良いかも知れず。もちろん俺は面白いと思うつまらないと思うという評価軸もあり、各自個人的にはコレが至上ですけれども。(あ。好奇心ドリブンの人じゃない場合は至上じゃなかったりするのか)
2006年01月16日
07:29
suchi
> キリスト教徒の新渡戸が武士道を論じることには個人的に
> 違和感があったので、

これは松岡正剛が書いてたような覚えがあります。

> 妙に流行ってしまったために後日困ったといった話を
> どこかで読んだのですがソースがみつかりません。

パオロ・マッツァリーノではないでしょうか
http://www.hondana.org/C1FDB0E6/4576051717.html

2006年01月16日
07:30
suchi
>> キリスト教徒の新渡戸が武士道を論じることには個人的に
>> 違和感があったので、
>
> これは松岡正剛が書いてたような覚えがあります。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0605.html

ここでした。
2006年01月16日
08:08
saitoh
廣瀬氏のコメントがまた笑えますね。『「不完全性定理」から引いているが、簡単に言うと、「野に咲くスミレの美しさは論理では証明できない」』って。。。。違うだろ。
2006年01月16日
09:15
大富豪家2.0
「スミレ」のような話と不完全性定理が関係あるかのように書いている藤原氏が悪いのです。もちろん両者が密接に関連しているとは明記されてませんが、非常に近い場所に書いてあるので、不完全性定理について知らない人が読んだら普通は両者は関連あるのだろうと感じるでしょう。こういう論法は卑怯と言っても過言ではないと思いますね。
2006年01月16日
09:17
大富豪家2.0
> パオロ・マッツァリーノではないでしょうか

あ、そうかも。ありがとうございました!
2006年01月16日
11:40
大富豪家2.0
罵倒書評発見...
http://kashino.exblog.jp/2714180/
2006年01月21日
22:38
マイルス
季節外れのレスで済みません.
新渡戸稲造の「武士道」というのが何度もでてくるので,これは読まにゃあかんと思って読んでみました.

実は武士道の精神には似つかわしくなく,
「ビジュアル版対訳武士道(三笠書房)」というのを
つい選んでしまいましたが :-)

新渡戸稲造って,藤原正彦より全然スゴい人なんですね(当たり前か).「武士道」は37歳の時(1898年),アメリカ西海岸で静養中に執筆しているんですね.インターネットもないのに良くこれだけ調べてよく知っているなぁというのが素直な感想.恥ずかしながら,さすがお札になる人ではあると.

でも一番印象に残っているのは,三笠書房の本の巻末にある
「逸話から武士道のエッセンスを探る」の,菅原道真にまつわる「菅原伝授手習鑑」の松王丸の首実検の美談ってやつでした.
http://www.koalanet.ne.jp/~jawa/kabuki/enmoku/sugawaradenjyu.html
僕は正直,美談に聞こえなかったですね.多くの現代人は
この美談には違和感を覚えるんじゃないかなぁ.
でも新渡戸稲造はきっとこの美談に感動を覚えていたんだろうと思います.
2006年01月22日
03:41
i16(愛一郎)@一陽來復
なんかこのWeb読んだら最後に汚名を挽回している。名誉を返上するのかな。
2006年01月22日
06:57
Mike
マイルスさん、
 私もまったく美談には見えません。
当時の人には、菅原道真という人物があまりに大きく見えたと言う背景があるんでしょうか。
 私も、新渡戸稲造の「武士道」を読んでみようかな。たぶん、英文で読んだ方がいいでしょうね。