大富豪家2.0の日記全体に公開

2005年01月28日
15:06
 人は自分が苦手なことを研究する
私は奇麗に字や絵を書くのが苦手なので、優れたエディタや入力システムや出力システムが欲しいと思っている。整理が苦手なので情報整理システムや検索システムを模索しているし、「楽器演奏支援システム」は欲しくないが「お絵描き支援システム」は欲しいと思っている。自分が苦手なものを欲しがったり研究したりする人は多いのだろうと思う。

「研究支援システム」や「アイデア生成支援システム」に面白いものが少ないのは、研究やアイデア生成が得意じゃない人が作っているからなのだろう。アイデア生成が得意な人はアイデア生成支援システムなんか作らないから、優れたアイデア生成支援システムが登場する可能性はかなり低そうである。
 

コメント    

2005年01月28日
15:42
みなっち
前にもコメントした通り、SIGGROUPが運営がうまくいかなくて潰れたのも、エンタテイメントの研究者の発表がつまらないのも、UI研究者がよく使うのはCUIだったりするのも、みんなそういうことです :-) 自分が出来ないから問題意識が生じる。最初っから出来れば現状に不満はないのでモチベーションは上がらない。

SAINT行ってネットワークが用意されてなかったら大笑いです。予想確率40%
2005年01月28日
16:19
大富豪家2.0
医者の不養生とか紺屋の白袴とかも同類なんでしょうかね。この手のことを論評した文献はないのかしらん。
2005年01月28日
16:23
だにゃ
ソフトウェア開発専業の会社は、自社システムがなくて非効率なのも似たようなもんです。
2005年01月28日
17:32
すな吉☆彡
そうすると、ソフトウェア工学をやっている人たちが作るソフトウェアって.....
2005年01月28日
17:38
大富豪家2.0
ソフト作りの天性がある人はソフト工学に興味を持たないのは確かでしょうねぇ。
2005年01月28日
18:04
河村
自分はおつむが弱いということですね・・・orz
2005年01月28日
19:57
tarumi
SAINT 会場はトレント大学の社会学部なんですよね。
私はネットワークが用意されていない確率20%, 用意されてはいるが激しく遅いか端末数が少なくて使い物にならないが50%, 合計70%ではないかと。。。。
2005年01月28日
23:19
Mike
そういうわけで、富豪家さんは、あんまり、コンピュータのユーザビリティって、必要性を感じてないんでは?
2005年01月29日
00:12
大富豪家2.0
キーボードとかディスプレイに関してはそうかもしれません。でもアプリとか検索とかに関しては充分研究者としての資格がある(=全然資質がない)と思います。
2005年01月29日
18:49
びすけっと
僕らの間では,研究補償説といって有名でした.何を話しているかわからない人が自然言語をやっていたり,耳が悪い人が音の研究したり.
2005年01月29日
19:44
tarumi
じゃ、人工知能やってる人は…
2005年01月29日
20:45
Mike
当然、もっと知能が必要と感じているんでしょう。

言語学の専門家は、自国語に関してはダメだと言うのは、結構有名な話ですよね。
2005年01月29日
21:12
大富豪家2.0
こういう話をいただきました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=7610795
苦手分野が研究テーマになるというのは完全に普遍的事実みたいですね。
2005年01月29日
21:31
Mike
富豪家さん、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=7610795
この方の日記は、友人にだけ公開か、アクセスできません。
2005年01月29日
21:41
大富豪家2.0
あらら。この記事と比較した話でした。
http://homepage3.nifty.com/MASUDA/tsuratsura/tsuratsura3.html
2005年01月29日
22:18
大富豪家2.0
借力さんちでも言及されてました。あらゆる分野で同じなんですねぇ。
http://www.chakuriki.net/diary/
2005年01月30日
00:19
peru
すみません、お手数かけました。
文章書かれたマスダさんに見えるように紹介したかったものですから。
谷口氏@借力とはマイミクしてますので、
富豪家さんのお話からの派生ですね。
2005年01月30日
02:48
@
唄の苦手な私は鼻歌検索がCDショップにあれば、
と思うのですが、音痴じゃダメですね。
2005年01月30日
07:46
tarumi
音楽情報処理を本格的に研究している人は(一般人の中では)相当音楽の得意な人が多いように思います。コンピュータ将棋の本格的研究をしている人にも将棋の強い人が多いです。邪推かもしれませんが、もっと実力が高いプロフェッショナルレベルには一歩足りないところが悔しいのかなと思います。

将棋のプロ棋士から大学の先生に転じてコンピュータ将棋の研究をされている方もいらっしゃいましたね。かなり例外?
2005年01月30日
07:50
Mike
peruさんの日記と思われますが、富豪家さんが引用したい部分だけでも、読んでみたい気がします。長くなければ、ご本人にコピペをお願いできませんでしょうか? 
 見えないと思うと、余計見たくなります。
2005年01月30日
08:28
大富豪家2.0
プロ棋士の飯田氏の場合は、大学の先生がたまたまプロキシーだったてな雰囲気ですが、ちょっと例外ぽいですね。超一流のソロ音楽家が音楽情報科学をやってればいいのですが、そういう人は見たことがありません。
ちなみに鼻歌検索よりピアノ検索が欲しい(検索システム附属の鍵盤でメロディを弾いて音楽検索したい)ですが、需要はあるのでしょうか。鼻歌検索より明らかに簡単にできて正確に検索できそうですけど。
2005年01月30日
09:30
peru
mikeさん、今制限外しました。よろしければどうぞ。
あまりろくなことは書いてないのですけど・・・。
2005年01月30日
10:03
Mike
peruさん、
 ありがとうございました。
内容的なことはほぼ、予想はできましたが、
よりリアルに雰囲気が了解できました。
2005年01月30日
15:04
Portercircle
私は広告代理店に在籍していますが、あんまり信じてもらえないかもしれませんが、広告代理店にいる人はシャイな人が多いです。シャイだから、かえってコミュニケーションのことを真剣に考えるのかもしれませんね。でも、苦手な人間が作るのだから、いい広告ができるわけがない、ともいえますね。

「研究者は苦手なことを研究する」という傾向って、どこの国でもそうなんでしょうか。
2005年02月01日
10:33
i16(愛一郎)@一陽來復
得意分野については不得意の人のことが全く理解できないので説明はできないかひどく下手になると思います。ほとんどその人しかできないような事柄について、本人が他の人にはそういう能力がないのだということを全く知らなかったり、長じて長い人生のうちにいつかその点に気付くに至っても、頭ではそういうことがある自分以外にはできないと一応の理解できてもやっぱり実感がないのでさっぱりわからない。僕の場合は運動が数百人か千人に一人レベルに不得意なので子供のころから体育会系で来た様な人に習ってもなかなか駄目です。障害のリハビリ指導が得意だというような感じの人に付くとすんなりできたりすることがある。
2005年02月03日
14:40
shoma
心理学系でしたが、周りでもそういう説がありました。親の愛情の研究している人、発達の研究、理解の研究。脳科学とかやってる人もいました。