著者
Ragui Kamel
タイトル
Voice in Computing
ページ
8-9
日時
August 1990
コメント
音声特集号の巻頭解説。 ○ 音声を計算機で使うといっても計算機屋と通信(電話)屋 では見方がかなり違う。(Kamel氏本人は電話屋である。) 音声処理には以下のようなカテゴリがある。 ● 電話制御 ・電話帳を調べる ・自動的に電話をかけて商売する(テレマーケッティング) ・転送電話、多者間電話などを簡単に設定できるようにする ・電話をかけてきた人を調べる ● 音声録再 計算機は音声を切りかえるだけのものが多いが、データと して扱うことにより以下のようなことが可能になる。 ・計算機による留守番電話 ・音声つき文書 ・すぐれたテレマーケティング ● 音声処理 ・電話で音声認識、合成をやる ● 音声UI ・認識はまだ使えるレベルでないのでいろいろ工夫が必要である。 ○ 音声ワークステーション\cite{Kamel:PX}
概要
電話屋というのは音声中心で、計算機を使って音声を操作 しやすくなればよいと考えているようだが、計算機屋はマルチ メディアの一部としか考えていないのだろう。 Kamel氏が電話屋ということでどうも音声中心主義で、私のような 計算機屋とはかなり考え方が違うようである。分類法もなじまない。 大体テレマーケッティングなんてやってほしくない!
カテゴリ
Speech
Category: Speech
Journal: IEEE Computer
Comment: 音声特集号の巻頭解説。
        ○ 音声を計算機で使うといっても計算機屋と通信(電話)屋
        では見方がかなり違う。(Kamel氏本人は電話屋である。)
        音声処理には以下のようなカテゴリがある。
        ● 電話制御
        ・電話帳を調べる
        ・自動的に電話をかけて商売する(テレマーケッティング)
        ・転送電話、多者間電話などを簡単に設定できるようにする
        ・電話をかけてきた人を調べる
        ● 音声録再
        計算機は音声を切りかえるだけのものが多いが、データと
        して扱うことにより以下のようなことが可能になる。
        ・計算機による留守番電話
        ・音声つき文書
        ・すぐれたテレマーケティング
        ● 音声処理
        ・電話で音声認識、合成をやる
        ● 音声UI
        ・認識はまだ使えるレベルでないのでいろいろ工夫が必要である。
        ○ 音声ワークステーション\cite{Kamel:PX}
Number: 8
Bibtype: Article
Pages: 8-9
Month: aug
Author: Ragui Kamel
Title: Voice in Computing
Comment1: 電話屋というのは音声中心で、計算機を使って音声を操作
        しやすくなればよいと考えているようだが、計算機屋はマルチ
        メディアの一部としか考えていないのだろう。
        Kamel氏が電話屋ということでどうも音声中心主義で、私のような
        計算機屋とはかなり考え方が違うようである。分類法もなじまない。
        大体テレマーケッティングなんてやってほしくない!
Note: 音声特集号の巻頭解説。電話屋の見方がわかる。
Year: 1990
Volume: 23