ezplusのUnix風開発環境構築
Up$Date: 2002/06/24 04:45:31 $ $Revision: 1.2 $

auの携帯電話で使えるJava環境「ezplus」のプログラムを Cygwin環境でUnix風に開発する方法を説明する。

開発環境概要

Java2の仕様は以下のような階層構造になっているらしい。 J2SE / CLDC / MIDPという組合わせで携帯電話のJava仕様が決まることになる。

Sunは J2SEの開発環境 (普通のデスクトップ計算機用のJava開発環境) 及び MIDPの開発環境 を提供しているので、これらを組み合わせることにより PalmのJavaや標準的な携帯電話のプログラムを開発することができる。 これに加えて、 KDDIの提供する ezplus開発キットを 用意することにより、au端末向けのJavaプログラム開発が可能になる。

開発したプログラムを au携帯でダウンロードできるようにするためには KJXという形式にしなければならない。 KDDIの開発キットには KDDのライブラリjarファイルと GUIベースの「 KJX作成ツール」が含まれているが、 「KJX作成ツール」は使い勝手が良くないし ダウンロードのためのCRC付加ツールが含まれていないので、 いくつかのツールを追加することにより Make一発で開発が行なえるようにした。

用意するもの

以下のものをすべて準備することにより、 Cygwin上のMakeでUnix風に開発ができるようになる。

インストール

サンプル

増井のツール に含まれている。

その他リソース


増井俊之 @ AIST
masui@pitecan.com
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