著者
R. J. K. Jacob
タイトル
A Specification Language for Direct-Manipulation Interfaces
ページ
283-317
日時
October 1986 Comment1 直接操作のユーザインタフェースは、複数の状態遷移機械がコルーチンで 並行動作するというモデルで実現できる。 直接操作はモードレスと言われているが、マウスが別の位置に移動した ということもモードの変化と見ることができるので、 マウスが境界を越えることなどもイベントと考えて 状態遷移機械で表現することができる。 インタフェースはこのような複数の状態遷移機械で表現する。 ある入力イベントにより遷移ができない状態になったとき 別の状態遷移機械にコルーチン的に移動する。 遷移が複雑にならないように、すでに存在するものを継承することができる。
感想
インタフェースはひとつの大きな状態遷移機械として書くことができるが 簡単にするためにこのように小さく分割しているのだと言っている。 実はインタフェースは本質的に並列動作でないとまずいと思うが。 これは例によって専用言語と遷移グラフによりインタフェースを記述 している。またlispでインプリメントしている。
カテゴリ
UI
Category: UI
Journal: ACM Transactions on Graphics
Bibtype: article
Author: R. J. K. Jacob
Pages: 283-317
Title: A Specification Language for Direct-Manipulation Interfaces
Year: October 1986
        Comment1	直接操作のユーザインタフェースは、複数の状態遷移機械がコルーチンで
        並行動作するというモデルで実現できる。
        直接操作はモードレスと言われているが、マウスが別の位置に移動した
        ということもモードの変化と見ることができるので、
        マウスが境界を越えることなどもイベントと考えて
        状態遷移機械で表現することができる。
        インタフェースはこのような複数の状態遷移機械で表現する。
        ある入力イベントにより遷移ができない状態になったとき
        別の状態遷移機械にコルーチン的に移動する。
        遷移が複雑にならないように、すでに存在するものを継承することができる。
Comment2: インタフェースはひとつの大きな状態遷移機械として書くことができるが
        簡単にするためにこのように小さく分割しているのだと言っている。
        実はインタフェースは本質的に並列動作でないとまずいと思うが。
        これは例によって専用言語と遷移グラフによりインタフェースを記述
        している。またlispでインプリメントしている。
Keyword: state transition diagram, direct manipulation