著者
Upendra Shardanand, Pattie Maes
タイトル
Social Information Filtering: Algorithms for Automating ``Word of Moutn''
書籍
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'95)
ページ
210-217
日時
May 1995
出版
Addison-Wesley
コメント
各種の音楽CDに対するいろんな人の評価をあらかじめ蓄積しておいて、 自分の評価をシステムに知らせることにより、 他人の好みから判定してCDを推薦するRingoというシステム。
システムに参加するときは、100種類ぐらいの音楽に対し 好き/嫌いを7段階で評価する。 Ringoはこの結果と他の人の評価結果から別のCDを推薦する。
推薦アルゴリズムとして以下の4種類を調べた。
  • 評者間の平均二乗誤差
  • 評者間の相関
  • 評者間の相関(特に好き/嫌いなものについてのみ計算)
  • アーチスト間の相関
この結果、制約つき相関が最も効果的であったらしい。
精度の評価は、ある個人が実際に評価した結果の9割から のこりの1割をシステムが推定し、実際の評価結果と比べて 行なった。
評価者が増える程精度もかなり向上する。
感想
Social Filteringの草分けとして面白いと思う。(1997/1/26 増井)
参考文献
Using Collaborative Filtering to Weave an Information Tapestry
カテゴリ
CSCW, IR, CollaborativeFiltering, CHI95, UI
Copyright: (c) Copyright 1995 Association for Computing Machinery
Category: +CSCW IR CollaborativeFiltering
        CHI95 UI
Comment: 各種の音楽CDに対するいろんな人の評価をあらかじめ蓄積しておいて、
        自分の評価をシステムに知らせることにより、
        他人の好みから判定してCDを推薦するRingoというシステム。
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        システムに参加するときは、100種類ぐらいの音楽に対し
        好き/嫌いを7段階で評価する。
        Ringoはこの結果と他の人の評価結果から別のCDを推薦する。
        <br>
        推薦アルゴリズムとして以下の4種類を調べた。
        <ul>
        <li> 評者間の平均二乗誤差
        <li> 評者間の相関
        <li> 評者間の相関(特に好き/嫌いなものについてのみ計算)
        <li> アーチスト間の相関
        </ul>
        この結果、制約つき相関が最も効果的であったらしい。
        <br>
        精度の評価は、ある個人が実際に評価した結果の9割から
        のこりの1割をシステムが推定し、実際の評価結果と比べて
        行なった。
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        評価者が増える程精度もかなり向上する。
Bibtype: InProceedings
Booktitle: Proceedings of the ACM Conference on Human Factors
        in Computing Systems (CHI'95)
Month: may
Pages: 210-217
Author: Upendra Shardanand
        Pattie Maes
CategoryType: CHI95発表論文
Title: Social Information Filtering:
        Algorithms for Automating ``Word of Moutn''
Year: 1995
Date: 2003/08/01 04:59:51
References: Goldberg:Tapestry
Comment2: Social Filteringの草分けとして面白いと思う。(1997/1/26 増井)
CategoryYomi: かい95
Super: CHI95
Publisher: Addison-Wesley