Allen Cypher
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 33-39, April 1991
HyperCard上における繰り返し操作を自動的に検出して ユーザに指示する。システムの予測が正しいとユーザが 認めた後はシステムが自動的に繰り返し操作を実行して しまう。

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George Robertson, Jock D. Mackinlay, Stuart K. Card
Cone Trees: Animated 3D Visualizations of Hierarchical Information
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 189-194, April 1991
Xerox PARCのG. G. RobertsonらのCone Treeは Information Visualizerプロジェクト において開発された システムで,UNIXディレクトリに代表される階層データを 3次元の木として表示する. 木の各レベルにおいて子ノードは親ノードを頂点とする 円錐の底面円周上に配置される. 2次元表示では大規模な木は容易に表示領域から溢れてしまうが, Cone Treeはより大きな階層データを画面溢れを起こすことなく 表示することができる.つまりCone Treeは,3次元の奥行き方向を 利用することによる表示領域の効果的利用を示したわけである.
同時にCone Treeが重視したのはアニメーションによる ユーザの認知負荷の低減である. ユーザが任意のノードをマウスで選択すると, ルートからそのノードへのパス上に存在する全ノードが最前面に 一直線に並ぶように,各円錐は並行してスムーズに回転する. しかも,この回転時間はユーザの認知を妨げないような速度で 行われる.また,表示ノード数が増えた場合には,着目していない 部分木の円錐だけを表示して個々のノードを隠したり, あるいはマウス操作によって不必要な部分木を隠すこともできる. (小池氏bit別冊記事)

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David Kurlander, Steven Feiner
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 451-452, April 1991
グラフィックエディタの操作ヒストリを、 操作前と操作後の状態を示すアイコンの組の列で 表現する。アイコンは重要なところだけ表示するように し、細かい一連の操作はまとめてアイコン組となる ように工夫されている。

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J. D. Mackinlay, G. G. Robertson, S. K. Card
The Perspective Wall: Detail and Context Smoothly Integrated.
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 173-179, April 1991
J. D. MackinlayらのPerspective Wallは 同じく Information Visualizerプロジェクトで 開発されたシステムで,プロジェクト管理データに代表される 線形データを3次元の壁上に表示するシステムである. この3次元の壁は途中2カ所で折れ曲がり, 中央部分は計算機画面と平行だが, 左右部分はそれぞれ端が画面奥行き方向に遠ざかっている. この壁に時系列データを表示すると, 中央の壁に表示されるデータはその詳細を見ることができ, 一方,左右の壁に表示されるデータはその存在だけを把握する ことができる. 従来の2次元視覚化で大規模な時系列データを見る場合, 着目点近傍を詳細に見ようとすると全体構造が見えなくなり, 逆に,全体を見ようとすると個々の詳細が見えなくなる. これに対しPerspective Wallは,3次元グラフィックスの 透視投影図法(Perspective View)を利用することによって, 局所的詳細と大局的概略を統合した表示を可能とした. そしてユーザがあるデータを選択すると, そのデータが画面中心にくるように線形データ全体が移動し, 常に着目データを中心とした視点が得られる.またCone Tree同様, この移動はユーザの認知を妨げないスピードで行われる. (小池氏bit別冊記事)

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George Furnas
New Graphical Reasoning Models for Understanding Graphical Interfaces
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 71-78, April 1991

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Ronald Baecker, Ian Small, Richard Mander
Bringing Icons to Life
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 1-6, April 1991

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John T. Stasko
Using Direct Manipulation to Build Algorithm Animations by Demonstration
Proceedings of ACM CHI'91 Conference on Human Factors in Computing Systems, pp. 307-314

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Susan Palmiter, Jay Elkerton
An Evaluation of Animated Demonstrations for Learning Computer-Based Tasks
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 257-263, April 1991
アニメーションによるヘルプはわかったような気はするけど 実際は理解を助けないという話

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Jean-Michel Lunati, Alexander I. Rudnicky
Spoken Language Interfaces: The OM System
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 453-454, April 1991
音声認識器をモジュール分けしてつくるアーキテクチャ。 ブロック図しか書いていないが、音声用UIMSのようなもの のようである。それ自体はちっとも面白くない。

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Steven K. Feiner, Kathleen R. Mckeown
COMET: Generating Coordinated Multimedia Explanations
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 449-450, April 1991
AIテクニックを駆使したラジオの説明システム。 診断エキスパートシステム、知識ベース、コンテント プランナ(説明として知識ベース内のどのデータを 使うか決定し、その表現を出力する)、メディア コーディネータ(コンテントプランナの出力のうち どれをテキストで出力しどれをグラフィックで出力 するか決定する)、レイアウトマネージャ、 タイプセッタ/レンダリング処理で構成されている。
なかなか大変なシステムのようである。自然言語処理、 プランナ、知識表現などいわゆるAIのテクニックを 駆使している。

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Paul Brennan, Gerhard Deffner, Debbie Lawrence, Monica Marics, Eileen Schwab, Marita Franzke
Should We or Shouldn't We Use Spoken Commands in Voice Interfaces?
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 369-372, April 1991
電話の音声インタフェースについてのパネル ○ Debbie Lawrence (NYNEX,音声ダイアラーサービス) ・役にたつ ・システムが認識に失敗したときユーザはゆっくり喋ったり 大きな声で喋ったりするが、こうするとかえって認識が悪くなる ・「Robert」で登録しておいて「Bob」とか言う奴がいる ・よくある名前の方が認識しやすいと勘違いする奴がいる ○ Gerhard Deffner (TI,ボイスメール) ・ユーザは音声コマンドは使わないが数字読みあげは使う。 ○ Monica A. Marics (Bell) ・音声インタフェースが使われないのは認識率の問題ではない。 ・勝手に「Please」をつけ足したり自然言語でしゃべる奴がいる ・「Yes」のかわりに「Okay」という奴もいる ・プロンプトのトーン音を待たずにしゃべり出す奴もいる ・自然言語認識が欲しいところである ○ Marita Franzke (U S West,ボイスメール) ・タッチトーンでやるより音声で指示する方が意外と速い ・音声認識はタッチトーンよりエラー率は高いが、別の仕事と 同時にやらせると逆に音声指示の方がエラーが少なくなる ・主観評価では音声指示を好む人の方が多い ・自然言語処理なんか適当で良い

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Brad A. Myers
Text Formatting By Demonstration
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 251-256, April 1991
フォーマッティングの例を示すことにより システムがそれを汎化してマクロを作る。 例えばセクションタイトルのフォームを 例として与えるとシステムはそれを生成するような スタイルをヒューリスティクスで作成する。 (位置、フォント、番号付けなど)
バラエティがかなり限られているようである。 結局カスタマイズしているだけのようである。 何故制約お

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Hajime Nonogaki, Hirotada Ueda
FRIEND21 Project: A Construction of 21st Century Human Interface
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'91), pp. 407-414, April 1991

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