
いろんな意味で悲惨な本である。まず何よりも、この人の息子は今後そうとう長い間、 「入試を親に手伝ってもらった男」という烙印を押されることになるだろう。 親がこんな本を書きさえしなければばれなかったかもしれないのに。たぶんグレる。 ... まあいろんな感慨はあるけれども、まとめれば、現代的な「受験勉強世代」の弊害が こういう形で現れうるのだな、という感慨か。著者の石原千秋という人物を通して、 「受験勉強」というものがどういう風に再生産されるかが垣間見える。清水義範の冗談本 「国語入試問題必勝法」 と同じような内容になってしまっているのは笑える。

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